貴虎「何? 再びISの世界へだと?」
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109: ◆QNL99VWo9I[saga]
2019/04/07(日) 20:00:10.51 ID:Jo4N+vyq0
『第三話 タッグマッチトーナメント』


貴虎(いかん。調査に熱中しすぎて、つい遅くなってしまった) テクテク

貴虎(だが結局、亡国機業[ファントム・タスク]に関する情報は一切得られなかった)

貴虎(なるほど、だてに『秘密結社』ではないということか)

貴虎(こう思っては不謹慎だが、また相対する機会が訪れれば、何か情報が……っ!) ピタッ

貴虎「……誰だ?」 クルッ

???「……」 コツコツ

貴虎「……織斑?」

貴虎(あの顔は確かに……いや、よく見ると少し幼いか?)

???「あぁ、確かに私は織斑だ」

貴虎(……本物の織斑が、そんなことを言うものか)

貴虎「……何者だ?」

???「この間は、オータムが世話になったな」

貴虎「オータムだと……!」

貴虎(そうか……こいつは、あのとき乱入してきたISの……)

貴虎(それにしても……まさか本当に、再び向こうからやって来るとはな)

???「私の名前は、織斑マドカだ」

貴虎「……あいつの妹か?」

マドカ「あぁ。確かに、織斑千冬は私の姉だとも」

貴虎(この言い方……信用できん)

貴虎「私に何の用だ?」


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