蘭子「混沌電波第186幕!(ちゃおラジ第186回)」
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16:おっさん[sage]
2019/03/26(火) 08:24:38.11 ID:jBycJEco0

B「おのれ吉良上野介!」

E「?」

A「ほらまた、そうやって暴走するからEちゃんが付いていけない。」

B「赤穂の田舎侍には分からぬか。」

E「もしかして忠臣蔵ですの?」

A「あら、これで分かるのか!時代劇好きなの?!」

E「えぇ、嗜む程度には。祖父が昔の映画が好きでしたの。」

A「あー、確かに忠臣蔵は人気題材だけあって幾度となく映画化されていますね。」

A「他にも名だたる俳優の方々が演じられていて

  テレビ時代劇としてもいくつも作品があります。」

E「でも、なぜ刃傷松の廊下が起きたのか分かりませんのよねぇ……。」

B「あー、それはね、塩が原因なのじゃよ。」

A「でた、怪しい歴史オタク。」

B「フォッフォッフォ。吉良の上杉、米沢藩も浅野匠頭の赤穂藩は塩を作っておったのじゃ。」

E「あら、でしたら江戸時代という事を考えれば随分と儲けていたのでしょうね。」

B「うむ。両藩の財政を大きく潤す程に収益の柱であった。」

A「でも、同じ塩を作るに当っての原単位はかなり違ったんだよね。」

B「Aよ!わしの台詞をとるでない!」

B「まぁ、手早く結論からいいますと赤穂藩が先進技術の導入で

  低価格で高品質の塩を製造できてたんですよ。」

B「それで、吉良上野介が浅野匠頭に製造法を

  幾度となく教えてくれと頼んでいたそうですが断られたと。」

B「簡単にほいほい良質の塩を生産されると流石に藩の財政問題に関わりますからね。」

B「教えるわけがありません。」



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