【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
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635: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2020/03/31(火) 02:11:59.84 ID:mtBwRMLC0

小梅「主力の一部を引き連れ、前線での指揮権を私に委譲し、いったいどこで何をやっているんですかっ……」

まほ『大洗の、あいつの考えなんて決まっている。そのためにどこに向かっているかもわかっている。だから、先回りして市街地にいる』

小梅「そんな手間を割く必要があるんですか」


まほの口から語られた説明を、小梅は信じていない。

それは、まほの実力や直感を疑っているからではない。

むしろ逆だった。


小梅「あなたの指揮する黒森峰なら、そんな小細工を弄さずとも、大洗をすぐさま叩き潰せるたんじゃないのですか」


西住まほの実力を疑う者など黒森峰に、高校戦車道の選手にはいない。

だというのに、今のまほが取ろうとしてる策は迂遠で、湾曲で、まだるっこしいものだ。

自分ではなく、まほが指揮をしていれば。

今頃試合は終わっていたのでは。

小梅はそう思わずにはいられない。


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