【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
1- 20
419: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2019/08/25(日) 01:51:41.70 ID:RE9+tXGu0






試合開始の合図とともに沸き立つ観客。

ダージリンはそんな観客席にいながらじっと試合の映されているモニターを見つめていた。

それはダージリンだけではなく隣に座るカチューシャもだ。

全国大会決勝。その勝敗によって大洗の行く末は大きく変わる。

気楽に応援するにはあまりにもこの試合の意味は大きかった。

そんな隊長二人の空気にあてられたのか後ろに座っているオレンジペコやペパロニたちは気まずそうに口を閉じている。

しかし、


ケイ「みんなー!!」

アンチョビ「飲み物買ってきたぞー!!あとなんか食べ物!!」

アリサ「もうっ!!試合始まっちゃったじゃないですかっ!?」

カルパッチョ「ドゥーチェたちが屋台に目移りしてるからですよ……」

ケイ「ソーリー!!」

アンチョビ「いやー!!屋台って良いな!!」

アリサ「だーかーらーっ!!?」

ノンナ「まぁまだ始まったばかりですから」


重たい空気を吹き飛ばすような明るさでケイとアンチョビがやってくる。

苛立ちを隠さぬアリサと呆れた様子のカルパッチョ、相変わらずの無表情なノンナがその後に続いて駆け寄ってくると、飲み物を各校の面々に配っていく。


ダージリン「まったく……」


決勝だというのに一般の観客と何も変わらない騒がしさな彼女たちにダージリンは真面目に見ている自分が馬鹿らしく思え苦笑してしまう。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
734Res/372.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice