【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
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252: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2019/05/26(日) 23:45:34.86 ID:GNcdhecc0


麻子「いきなり知らん顔たちがさも『いつものメンバーだ!』みたいな顔で出てくるから『ケイさんあんな色黒だったか……?』って一瞬本気で混乱したぞ」

優花里「ま、まぁ、元より作品ごとにメインメンバーを変える予定でしたからね?」

麻子「……OK。その言い訳は認めよう」

優花里「言い訳なんかじゃ……」

麻子「だが他にも言いたい事は山ほどある。そうだな……予算の使い方がおかしくないか?」

優花里「え?」

麻子「キャスト変更もだが、やたら爆破してたな。あれサンダースの校舎の1/3くらい吹っ飛んでたぞ」


麻子は思い返すのも苦痛なレベルの映像を脳内で再生して苦い顔になる。

そんな麻子の内心を知ってか知らずか、恐らく知ったうえで優花里はおどけたように笑って見せる。


優花里「……爆破の豪快さは前作でも人気だったから必然的に増えただけですよ。爽快だったでしょ?」

麻子「……予算が増えたのはセットや爆破のド派手さでなんとなく察せるが肝心のストーリーがあれじゃな……爆破だけ見るなら花火みたほうがずっとマシだ」

優花里「なっ!?」

麻子「なんというか全体的に優花里さんらしくないというか……『こうすればユカリ・アキヤマっぽいだろ?』っていうのが透けて見えたな。そこに秋山さんのクレジットが前作までの監督から制作総指揮になってたのも考えると……」


麻子が優花里の隣に立ち、首に手をまわして屈ませる。

そしてその耳元でそっと呟く。


麻子「……秋山さん、あんまりタッチしてなかっただろ?」

優花里「う……」


優花里が視線を逸らすのを麻子は見逃さなかった。





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