白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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43:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:53:16.17 ID:2rdIn1Hc0

 現場に着いたリクはまず逃げ惑う雑踏に目を向けた。
 しかし、

レム『リク、そちらではありません。逆です』

リク「逆?」

 そうレムに言われレギオノイドの方に目を向ける。
 すると、何と怪獣の方へ歩いていく少女がいた。慌てて走り出す。

 近づくにつれ、彼女の横顔が見て取れ、リクは不思議に思った。
 その表情は疲労や諦念が見て取れ、そしてそこにある種の決意が混じっていた。
 判断能力をなくしているのではない。何かの意図をもって怪獣に近づいているのだ。

 レギオノイドが重々しく足を持ち上げる。
 それが振り下ろされると同時にリクは地面を蹴った。

リク「危ないっ!!」

 リクの体には超人的な能力が宿っていた。
 その瞬発力は二人の距離を一瞬にして詰め、彼女の体を抱き留めながら、道の反対側へ転がった。



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