白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:53:16.17 ID:2rdIn1Hc0
現場に着いたリクはまず逃げ惑う雑踏に目を向けた。
しかし、
レム『リク、そちらではありません。逆です』
リク「逆?」
そうレムに言われレギオノイドの方に目を向ける。
すると、何と怪獣の方へ歩いていく少女がいた。慌てて走り出す。
近づくにつれ、彼女の横顔が見て取れ、リクは不思議に思った。
その表情は疲労や諦念が見て取れ、そしてそこにある種の決意が混じっていた。
判断能力をなくしているのではない。何かの意図をもって怪獣に近づいているのだ。
レギオノイドが重々しく足を持ち上げる。
それが振り下ろされると同時にリクは地面を蹴った。
リク「危ないっ!!」
リクの体には超人的な能力が宿っていた。
その瞬発力は二人の距離を一瞬にして詰め、彼女の体を抱き留めながら、道の反対側へ転がった。
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