白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:50:44.56 ID:2rdIn1Hc0
そんな叫び声がした後、私の体は宙に浮かんでいました。
直後、すぐ近くから響く轟音。怪獣の足が下ろされた音です。
また? そう思いましたが、違いました。
男の人の声でしたが、プロデューサーさんではありませんでした。
私の体を抱きかかえていたのは、見ず知らずの青年でした。
ネイビーのデニムジャケットに、オレンジ色のTシャツ。
癖っ毛は4:6くらいで分けられていて、険しい顔つきもどこかあどけなさを感じさせました。
??「何であんなところにいたんだ、危ないだろ! 早く逃げなきゃ」
でも、それが誰かということを思うより先に、私の口は勝手に動いていました。
ほたる「どうして――……」
??「え?」
ほたる「どうして、助けたんですか――……」
私の頬に熱い感触が一筋落ち、それと同時に、意識が溶けて消えていきました。
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