白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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38:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:50:44.56 ID:2rdIn1Hc0

 そんな叫び声がした後、私の体は宙に浮かんでいました。
 直後、すぐ近くから響く轟音。怪獣の足が下ろされた音です。

 また? そう思いましたが、違いました。
 男の人の声でしたが、プロデューサーさんではありませんでした。
 私の体を抱きかかえていたのは、見ず知らずの青年でした。

 ネイビーのデニムジャケットに、オレンジ色のTシャツ。
 癖っ毛は4:6くらいで分けられていて、険しい顔つきもどこかあどけなさを感じさせました。

??「何であんなところにいたんだ、危ないだろ! 早く逃げなきゃ」

 でも、それが誰かということを思うより先に、私の口は勝手に動いていました。

ほたる「どうして――……」

??「え?」

ほたる「どうして、助けたんですか――……」

 私の頬に熱い感触が一筋落ち、それと同時に、意識が溶けて消えていきました。



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