ロビンマスク「自由と!」カレクック「繁栄の弧!」
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7:名無しNIPPER[sage]
2019/03/17(日) 18:17:02.66 ID:24ViWVvS0
ふたりの超人はたがいに相好を崩しあった。
偉大な東洋の超人シン、無頼の残虐超人バラクーダ。
しかし彼らをそう呼ぶ者はこの宇宙全体でもそうはいない。
それぞれのもうひとつの名があまりに大きすぎるゆえに。
世界三大残虐超人のひとり「カレクック」。
仮面の貴公子「ロビンマスク」。
「シン」とは、カレクックの生まれ持った本名。
そして「バラクーダ」という名は、ロビンマスクが残虐超人として活動するときの名義。
どちらももう滅多に使うことも使われることも無くなった名。
けれどもふたりはその名で互いのことを呼びあった。
「知らんのは勝手だ。 …だがそのお偉い超人様のおかげで、今日という日を迎えることが出来た」
「それはシン、きみの尽力のたまものだ。 国にも町にも反対の声はあがらなかったと聞く」
シンとバラクーダ。
ふたりが公私ともに長く友好を深めあってきた仲であることを知る者は少ない。
第20回超人オリンピックのファイナリストであったふたりは大会が終わった後も、
超人レスラーとしての活動、そして社会活動に競い合うように取り組んできた。
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