【P5x俺ガイル】八幡「やはり俺の友達は9股するなんてまちがっている」
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196: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:47:28.04 ID:8sXGoiCpo
〜時は大きく巻き戻って5月上旬、某日〜

ー拘置所ー

??「久しぶりじゃないか。卓」
以下略 AAS



197: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:48:08.43 ID:8sXGoiCpo
??「ふむ…相当参ってるようだな。日を改めて話を聞かせてもらうよ。差し入れのスイーツ食べてくれ」

鴨志田「あの…先輩」

??「ん?なんだ?」
以下略 AAS



198: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:48:44.21 ID:8sXGoiCpo
鴨志田「………」

??「何も心配することはない。いいから俺に任せてろ。お前の無実を手に入れてやるからな」

鴨志田「いえ…先輩。僕は無実ではないんです…。あの日、高巻さんを手篭めにしようとした日…。当の高巻さんに相手にされず、僕は鈴井志帆さんにその怒りをぶつけようとしました…」
以下略 AAS



199: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:49:16.68 ID:8sXGoiCpo
鴨志田「でもあの日、高巻さんに拒否された僕は鈴井さんをあの部屋に呼び出し…この拳で殴りつけました…。僕は何度も彼女を殴りつけました…何度も、何度も…」

鴨志田「鈴井さんがドアに当たり倒れた拍子に大きい音が鳴りました…そこで我に返ったのですが…。そこには流血して怯え震えている鈴井さんを見下ろしている僕がいました…」

鴨志田「そんな彼女は僕のせいであんな事に…」
以下略 AAS



200: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:50:14.99 ID:8sXGoiCpo
??「卓。落ち着け。お前の熱意は俺がよく知ってる。あの頃のお前はバレー一筋で熱いやつだった。そんなお前がこうなったのは怪盗団とやらのせいでしかない。お前のせいじゃないんだ」

鴨志田「違う!僕のせいなんです!」

??「違わない。バレーに対して真っ直ぐ真摯でいたあんなお前をこんな風になるまで追い込む怪盗団が異常なんだ。黙って後は俺に任せて、俺の言う通りにしてればいい」
以下略 AAS



201: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:50:50.97 ID:8sXGoiCpo
鴨志田「ダメです!そんなのダメです!僕が悪いんです!本当に僕が彼女たちに酷い事を…」

??「…ま、とにかくゆっくり休んでろ。甘いもん食って落ち着け。じゃあな」

鴨志田「先輩…待ってください!先輩!」
以下略 AAS



202: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:51:19.69 ID:8sXGoiCpo
〜時は再び11月22日〜

八幡「………」

陽乃「………」
以下略 AAS



203: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:51:52.69 ID:8sXGoiCpo
八幡「フッ!!!」ガッ

葉山「っ!!」

八幡「あいってててて…」
以下略 AAS



204: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:52:26.65 ID:8sXGoiCpo
葉山「比企谷…」

陽乃「比企谷くんは優しいんだねぇ」

八幡「ほっといてください。にしても…」
以下略 AAS



205: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:56:08.23 ID:8sXGoiCpo
八幡(葉山は異常だ)

八幡(葉山を取り巻く環境も葉山本人も異常だ)

八幡(殴った事で多少、心の荷物は軽くなったとは思うが…葉山。こいつも苦しんでいたんだな。ずっとずっと)
以下略 AAS



206: ◆OkhT76nerU[saga]
2019/03/16(土) 22:59:57.04 ID:8sXGoiCpo
八幡(さて、この事実を知って俺は何をすべきだ?蓮のためにしてやれることは?)

八幡(一ヶ月もすれば蓮は総武高からいなくなるという。元いた秀尽に戻るのかもしれない)

八幡(例えそうだとしても、俺の友達だ。どうにかしてやりたい)
以下略 AAS



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