【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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180: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 23:17:36.05 ID:FUR98O3A0
( T)「待たせたな。行こ……それは?」

長曾祢虎徹「気に入ってたんだろ?」


虎徹は担ぎ上げていた矛を俺に差し出す。この菊華刀のお陰で、俺は稜威とやらを発揮でき、虎徹と共に勝利を掴めた
確かに、喉から手が出るほど欲しい代物だ。今の技術でもこれだけの業物を作り出すのは難しいだろう


( T)「せっかくだが、やめておくよ。そりゃ彼の物だ。借りるのはともかく、持って帰るのは忍びない」

長曾祢虎徹「遠慮しなくてもいいんだぜ?勲章の一つや二つなくちゃ恰好がつかねえだろ?」

( T)「貰ったさ」


マスクを脱いで虎徹に投げ渡し、『代わり』を被る


(キT)「何物にも代えがたい勲章をな」


しっかりと『黄色い糸』で縫い留められたマスクを


長曾祢虎徹「っ……そりゃ、冥利に尽きるな」

(キT)「一度きりとはいえ、お前と繋がりを持てた事、誇りに思うぜ。新選組局長、『長曾祢虎徹』」

長曾祢虎徹「……」


虎徹は何かを堪えるかのように俯いたかと思うと、俺の胸倉を掴み、顔をグイと引き寄せた
頬が触れ合いそうなほど近くに寄せられた俺の耳元で、温く湿った吐息と共に呟く



長曾祢虎徹「『次』は、どんな手を使っても絶対に帰さねえからな」

(キT)「……」



自称『乙女』の必殺の一言を


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