【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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164: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 22:43:37.84 ID:FUR98O3A0
ニコチンとタールがクッソ重たいタバコの灰をトンと落とし、質問を始める


( T)「特異型で別世界に飛ばされたのは本当か?」

(; д゚ )「なんだ……確信してたのでは、無いのか……?」

( T)「偶然の一致って線もある。茂名が未来の情報を要求しなかった理由も、俺の仮説に過ぎない」

(; д゚ )「なら……自信を持て……間違っては、いない……私が、飛ばされたのは……ニ十世紀末の、日本だがな……」

( T)「正確な年代は?」

(; д゚ )「1999年……ああ、確か……梅雨の終わり頃だった……最初に私を迎え入れたのは、雨と湿気だったな……」

( T)「99年……」

時雨「んー……あっ、提督、なんか世界が終わるとかそういう予言無かったっけ?」

( T)「予言……あー、ノストラダムスとかいう与太話か。なんでそんな事知ってんだ?」

時雨「提督が子供の時本気で信じて親に泣きついたって」

( T)「オーケーわかった子供だから仕方ない」


ノストラダムスの大予言。1999年、七の月に人類は滅亡するという、今ならムーにでも掲載されそうなしょうもない伝説だが
三浦がこの西暦に送られていたのなら、あながち冗談でもなくなる。特定の人物が過去から未来へと渡り、そして戻った時、世界は必ずしも変貌しないとは言い切れないからだ
しかし今は関係ない。話を元に戻そう


( T)「未来の日本に絶望し、世界を変えようとするならわかる。禍魂と相性の良い深海棲艦を使って兵力を増強するってのも頷ける」

( T)「だが、俺らの世界での深海棲艦の発生は二十一世紀に入って十年以上経ってからだ。どこでその情報を仕入れた?」

(; д゚ )「それに関しては……偶然だよ……なんでも、良かった……私にとっては……」

長曾祢虎徹「お前の欲を満たせるバケモノを作り出せりゃ、それで良かったってか……どこまでも腐りきってんな」

(; д゚ )「返す言葉も、無い……だが、キミ達を尊敬していたし、憧れてもいた……今更どう取り繕うとも、聞く耳を持ってはくれない、だろうが……」

長曾祢虎徹「っ……たりめえだ!!許せるか!!お前、どれだけの人間を苦しめたのかわかってんのか!?」

( T)「虎徹」

長曾祢虎徹「っっっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」


どれだけ当たろうと、正論を突き付けようと、性根というのは死ぬまで変わらない
虎徹は怒りに任せて地面を殴る。脆くなっていた禍魂の陸地に、小さなクレバスが出来上がった


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