36: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/03/10(日) 11:00:22.99 ID:aVFgvfGp0
P「俺に責任はない、なんて言えるわけもない」
志希「プロデューサー業だって、ある程度のドライさはいるんでしょ」
P「そりゃあ、アイドルになれずに辞めていく人なんて、いくらでもいる」
P「いままでいろんな子に声を掛けてきて、もちろん初めからな子もいたし、喰らいついて生き残ってくれる子もいた。あの子も、残れるだろうと思っていた……いや、タカをくくっていた」
志希「それで、あっさり裏切られたわけだ」
P「そういうなよ」
志希「諦めはついたの?」
P「諦めは……まあ、ついた。いくらやっても仕方の無い時はでてくる」
志希「それで、どう思った?」
P「俺が? ……なんだろうな……悔しかった。……あの候補生は違ったんだろうか」
志希「どうだろうね」
P「やりがいはあるけど、たまに嫌な商売だと思う時もある……」
志希「……ふぅん」
P「はは、本当に愚痴になったな、すまな……」
ギシッ
P「志希?」
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