みほ「結婚してないの……私だけ」
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54:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/14(木) 20:33:43.98 ID:XyPLVTvK0
みほ「すっかり夜になっちゃったね」

ミカ「フカフカのお布団に柔らかな枕……人はそれだけで幸せになれるんだよ」

みほ「あはは……そうだね。でも私はお布団や枕なんて無くてもミカさんさえいれば幸せだよ」

みほ「えへー……ミカさん暖かいです」ギュー

ミカ「私もみほがいてくれて幸せだよ」

みほ「あの……これからも一緒にいてくれますよね?」

みほ「その……ミカさんって風のような人だからいつか居なくなるんじゃないかって心配で」

ミカ「……大丈夫。これからも風はみほの側に流れて続けていくよ」

みほ「ミカさん……」

みほ「わざわざお母さんに会ってくれてありがとうございます」

みほ「本当は分かっていたんです。ミカさんが私の両親に会いたがってないってことぐらい」

みほ「でもミカさんの魅力をみんなに知ってほしくて私たちの関係を家族にも認めてほしかったんです」

ミカ 「大丈夫。確かに最初は会うのに反対だったけどね」

ミカ「でも今では来て良かったと思ってる。お夕飯が美味しかったからね」

みほ「それなら良かったです」

ミカ「みほ……大好きだよ。それは今だって変わらない」

みほ「ミカさん……」

みほ「あの……今二人きりですし……実家でっていうのも変な話ですけど……えっと」モジモジ

ミカ「良いんだね」

みほ「はい。今度こそキスお願いします」

ミカ「分かった。ほら目を閉じーー」

コンコン ガタッ

まほ「夜遅くにすまない……私の枕がここに」

みほ「もう! お姉ちゃんは帰って!」ペシッ

まほ「ぐふっ……みほお願いだから枕を投げないで……」

まほ「でも確かにこれが探してた枕だ。ありがとう、みほ」ガチャリ

みほ「もう……お姉ちゃんってば。折角良いところだったのに」プンプン

ミカ「これもまた風の気紛れなのかも知れないね」ポロローン



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