52:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/14(木) 00:02:32.02 ID:XyPLVTvK0
みほ「あ、お帰りなさい。お母さんとどんな話をしていたんですか?」
ミカ「ちょっとした雑談をしただけだよ。みほが気にすることじゃない」
みほ「そうなんですか? その何かお説教されたんじゃ」
ミカ「…………」ポロローン
みほ「今のカンテレは図星のカンテレですね」
みほ「ごめんなさい。ウチのお母さん厳しいから」
ミカ「問題ないよ。気にしてないからね」
しほ「今日はもう遅いですし泊まっていきなさい」
しほ「せっかく実家に帰ってきたのです。家族の思い出作りも大切ですから」
しほ「ミカさんも大切な思い出は作っておいた方が良いでしょうし」
ミカ「思い出……それは作るもんじゃなく勝手に出来るものなのさ」ポロローン
しほ「では私は部屋に戻ります。何か用があれば訪ねて下さい」
まほ「ふぅ……しかしお母様がいると緊張してしまうのは何とかしなければな」
まほ「この歳になって未だに親が怖いだなんて恥ずかしくなってしまうよ」
まほ「あれも西住流を思ってこそだとは分かっているんだがな」
まほ「ミカさん……お母様に何を言われたかは大体察しが付く」
ミカ「…………」
まほ「きっと厳しいことを言われたんだろう」
まほ「でも分かって欲しい。お母様が厳しいのは一重にみほのことを考えてのことだ」
ミカ「そうなのかも知れないね。でもまほさんが気にするようなことは起きてないよ」
まほ「む、そうなのか。それなら良いんだ」
まほ(あのお母様の態度からしててっきり一波乱あったと思ったんだが)
まほ(考えすぎだったのだろうか)
まほ「部屋は用意してある。ウチは広いからな三人で寝るには十分だろう」
みほミカ「…………え?」
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