5:てーとく[saga]
2019/03/07(木) 14:21:35.69 ID:x1DvRfGWO
不意に、そんな弱音を病室のベッドの上で吐き出してしまった。
これまで色々なことを、見舞いに来てくれた一人の艦娘である大和と話し込んでいたが、俺は一通り会話が終わると、自然と口からそんな弱音を溢していたのだ。
何かにすがるような思いだった。会話が終わった後に訪れた静寂が、元々疲弊しきって極限まで心細くなった心をさらに寂しくさせたのだろうか。
大和「……提督」
俺の言葉に、大和が先程までの会話で淑やかに微笑んでいた表情を暗くさせる。
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