3: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2019/03/06(水) 21:51:44.42 ID:dIIGu14/0
エリカ「そんなん!!しばき倒して砲口の前に引っ張ってくれば吐きますよ!!」
まほ「落ち着け。それについては私も内々に調べてるんだ。下手に騒ぎを起こさないでくれ」
エリカ「……わかりました。それにしても、なんで私の髪なんか……」
まほ「なんでも、お前の髪は同量の金と同じ金額で取引されてるらしい」
エリカ「怖い。不相応な価値が自分の髪に付けられてるのが怖くて仕方がないです」
まほ「美容院の娘はそれで黒森峰女学院における影のフィクサーとして君臨してるらしい」
エリカ「やっぱ潰しましょうよ」
まほ「まぁまぁ。あまりそんなガミガミするな。それほどの価値を認められている髪だなんて羨ましいな。私は勘弁願いたいが」
エリカ「他人事だと思って呑気な事を……」
まほ「そう、そういう事だ」
エリカ「え?」
まほ「お前がくよくよ考える事なんて人から見れば呑気な事なんだよ」
エリカ「……」
まほ「大事なのはしっかりと自分を持つ事。まわりに振り回されるのではなく、まわりを振り回すぐらいの度胸を持て」
エリカ「……なるほど。そういう事ですか。流石です隊長」
まほ「え?あ、うん。わかってくれればいい。結局、アドバイスしてしまったな」
エリカ「でも私の原産物が勝手に売られているのは普通に大した事ですよね?」
まほ「……頑張れエリカ。お前がナンバーワンだ」
エリカ「誤魔化さないでもらえます?」
36Res/33.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20