18: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2019/03/06(水) 22:35:58.18 ID:dIIGu14/0
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エリカ(フルフェイスヘルメット)「後ろ髪の毛出てないわよね?……とりあえずこれでまわりへの被害は抑えられるかしら」
優花里(溶接面)「うう……結構いい値段した……」
エリカ(フルフェイスヘルメット)「別に払うのに……」
優花里「それはいけません。私が連れてきたんですから」
エリカ(フルフェイスヘルメット)「律義ねぇ……で、どうするの?」
優花里「……とりあえず西住殿のご要望には添えてるんじゃないかと。間違いなく輝いてますし」
エリカ(フルフェイスヘルメット)「……でもこのまま戻ってハイ円満解決!ってのも私だけ割り食った感じがしてムカつくわね……」
優花里「そこはこらえてください……それに、私のお財布にだってヘルメットのダメージが……ん?電話?」
pi!
優花里「もしもし?はい、はい……はい……あー……なるほど。わかりました。はい」
pi!
エリカ(フルフェイスヘルメット)「どうしたの?」
優花里「学校の方で動きがあったそうです。西住殿は再三の交渉を全て蹴り、保健室での籠城を続けているようです。もう自分に干渉するなと」
エリカ(フルフェイスヘルメット)「要求のない立てこもり犯って最高にタチが悪いわね……」
優花里(溶接面)「そしてそれに焦れた生徒会の主導のもと特殊部隊(一名)が窓から保健室に突入、西住殿の確保を図ったらしいですが即制圧されました。『やっぱり無理だったよ柚子ちゃーん!!』が最後の通信だそうです」
エリカ(フルフェイスヘルメット)「狭い室内なら銃器の類なんてあの子には効かないでしょうし、素手での確保なら猶更無理。やるなら催涙弾とか投げ込むしかないわよ」
優花里(溶接面)「出来る事なら穏便にしたいんですけど……」
エリカ(フルフェイスヘルメット)「……しょうがないわねぇ。このままあの子の我儘通すのも腹立つし、せっかくだから一発かましましょうか」
優花里「……何するつもりです?」
エリカ「ん?ヒーローごっこ♪」
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