428:名無しNIPPER
2020/02/09(日) 23:41:36.52 ID:0qU1zNu20
愛栗子「はっ、はっ、はっ……」
愛栗子(確か、いつの日か駕籠の外から見た……ここらにあるはずじゃ)
確かな記憶を辿りながらそのあて求めて奔走する少女……時としてその姿は黒布など関係ないかのように民衆の目を集めていた。
「おい、あれ」
「いや、気のせいだろ。愛栗子様がこんな所に一人で来るわけが……」
民衆知る人ぞ知る将軍の寵児愛栗子……顔は隠せぞ美は隠せず。
彼女がどれだけ風に乗ろうとその美だけは振り切ることかなわなかった。
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