男「この俺に全ての幼女刀を保護しろと」
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4:名無しNIPPER[sage]
2019/03/06(水) 18:19:26.40 ID:rSVVCRzg0
紺之介「その男を止めるため剣豪の俺のもとへ参ったということだな」

紺之介は得意げに腕を組むと目を閉じて二度頷いて見せた。美麗な刀の収集を趣味とし並びに剣術の腕にも磨きをかけていた紺之介であったが幕末以降武術がさほど権力を持たぬようになった今の世では彼は変人たる扱いを受けていた。即ち、誰にもその趣味と剣術を公に認められたことがなかったのである。

そこに国家権力に近しい輩からの依頼となっては本心舞い上がらずにはいられない。

腕を組み頷くといった側から見ればそれだけで高慢とみなされかねん素ぶりですらこの男からすればまだ古の侍魂由来の平常心を保てているつもりであった。



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