381:名無しNIPPER
2019/10/01(火) 17:16:48.92 ID:htj7Q5Kz0
愛栗子「はぁ……まあの。しかし紺に直接そう伝えたところで奴がそれを簡単に許すとは思えぬじゃろう? 故にそれが最善と紺に思わせる手立てとしてここに話を聞きに来たというわけじゃ……結果としてぬしに邪魔されてしもうたがの」
愛栗子の放った最後の一言は一見意地悪くも見えるものであったがその内に隠されていたのは彼女なりの場を和らげる冗句であった。
これにより下を向いたままの刃踏が面をあげ一つ反応を見せたならば彼女の狙い通りであったのだがそうはならず。
やはり 『彼女は異を唱える者』であったことを愛栗子は苦い顔つきで再確認した。
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