293:名無しNIPPER[saga]
2019/07/10(水) 18:15:48.36 ID:QarN0Zl90
この場において多数決でも取ろうものならば一瞬で片がつきそうなほど紺之介の発言は多方からの否定を受け愚言とされたがその一方で紺之介自身はそれを物ともしない闘志を燃やしていた。
否、完全に焚きつけられてしまったのである。
ここまでの戦いで幾度となく死線を潜り抜けてきた彼は元々自信過剰の実力者。
その揺らぐことのない信条を戦わずして真正面から否定されて黙っていられる筈もない。
紺之介「どいつもこいつも、中々面白いことを宣ってくれる」
冷めた口調で腰の柄に手をつけた紺之介は顔色こそまだ普通であったがその内心には確かな血色が沸きに沸いていた。
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