252:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 10:15:21.46 ID:f3jC59Mz0
…………………………
紺之介「おい」
完全に気を失っていた男の頬を紺之介は軽く数回はたいた。刺激を受けて『噂の男』は目を覚ます。
刀狩り「っ……うぉわぁ!? だ、誰だよお前!」
紺之介「お前、噂の刀狩りか?」
刀狩り「ってめ……! もしかしてさっきの黒ずくめの……」
間違った方向に警戒する男の口に愛栗子が軽く下駄を押し付けた。
刀狩り「ぶベッ」
愛栗子「何があったのかは知らぬが妙なことを喋るでない」
不自然に口数の多い愛栗子にさすがの紺之介も懸念の顔つきで彼女を見たが一先ず男に刃先を突きつけ脅しまがいに奴を要求していく。
紺之介「……お前が噂の刀狩りであると言うのなら状況は分かっているな? 今ずく奴を納刀しろ。そうすれば命は助けてやる」
乱怒攻流(うわぁ……児子炉がここにいるって分かってるから焦ってるとはいえ随分と荒いやり方ねぇ)
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