223:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:43:22.05 ID:f3jC59Mz0
源氏「そんなことしている内によ……抜刀したヤツの姿が見えるようになっちまったぜ。しかし自分の所有物とは戦えねェたぁがっかりだよなァ〜……」
源氏は目の前の男が己の狂気に足を固められているとも知らずに何年も蓄積させた愚痴をここぞとばかりにこぼし続ける。
彼を前にして紺之介の戦慄収まることを知らずただただ太刀の刃先にか細い戦意を乗せて構えるばかり。その最中に源氏たる男の『異常』を噛み締める。
紺之介(村を一つ二つ焼いただと……? こんな男がなぜ今日の今日まで生きていられる……!? そんなことをすれば噂が広がり一年と経たずして首をはねられる身となるはず。となればこの男)
紺之介(殺し続けてきたのか……煙が立たぬよう追っ手を、もしくは村の民を全員……!? )
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