33: ◆/cDVRh.A5Y[saga]
2019/03/07(木) 00:33:36.99 ID:zqyuEBgF0
リーリエ『明るく元気で…周りにいるみんなやポケモンを、とても暖かなキモチにしてくれた…太陽のようなサトシ』
サトシ「!」
リーリエ『純粋で頑張りやで……時々おもしろい冗談でみんなやポケモンを笑顔にしてくれた海のようなスイレン』
スイレン「!」
リーリエ『…二人との思い出は……いくら話しても話しきれない程です』
マオ「リーリエ……」
リーリエ『そんな太陽のようなサトシを…いつも見つめていたスイレンにいつか私はいいましたね?』
サトシ「え?」
スイレン「ちょ、ちょっと!リーリエ////」
リーリエ『人生はギャンブルのようなもの……様々な道の選択肢があり……そして、一つ違う道を行けばまったく違う未来が待っている、と……』
マオ「リーリエ……?」
ザワザワ
カキ「お、おい……リーリエはなにを……」
マーマネ「わかんないよ…」
リーリエ『…そして…その選んだ道で幸せになれるかどうかは自分次第だと……』
スイレン「……………」
リーリエ『スイレンがあの日選んだ…勇気を持って一歩踏み出し…自分に素直になるという道……』
スイレン「…サトシ…何度も言ったけど……私、サトシのことが好きだった…ずっと…」
サトシ「スイレン…」
スイレン「だから…あの日…リーリエの言うとおり、一歩踏み出せて良かった…」
スイレン「リーリエは…私にとっての勝利の女神!」ニコッ
リーリエ『違いますよスイレン…これは……あなた自身の手で、切り開き、掴みとった未来です』ニコッ
スイレン「リーリエ…」
リーリエ『…サトシ!スイレンは…"人生"というチップをあなたに全てBetしたんです!』
サトシ「!」
リーリエ『ですから…スイレンを…これから産まれてくるであろうスイレンとの子供たちを…家族を……』
リーリエ『ゼンリョクで幸せにしてあげてください!』
サトシ「リーリエ……」
サトシ「ああ!任せとけ!」
サトシ「スイレンを家族を……カントー……いや、世界で一番幸せにしてやるよ!」
ピカチュウ「ピカァ!」
スイレン「サトシ……」ウルッ
リーリエ『その言葉を聞いて安心しました』ニコッ
リーリエ『サトシ…スイレン……末永く、お幸せでいてください!』ニコッ
リーリエ『以上です』ペコッ
パチパチパチ……
58Res/63.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20