135: ◆v3CkL9qXuM[saga]
2019/03/14(木) 01:57:23.80 ID:R/kaWH0C0
アルフレイムに行くためにはテレポート(1)が一番早く、ディン達はテレポートが出来る街、オルティー(2)に向かっていた
時刻は午後5時。だいぶディン達は歩いていて少し疲れが溜まっていた
ディン「もう少しでオルティーだ。ちょっと休んで行くか?」
ウリエル「ううん。全然平気」
ウリエルはそう言っているが、少し息が上がっていた
ディン「わかった。でも俺は疲れたから少しその辺で休んでもいいかな?」
ウリエル「仕方がない。ディンがそう言うなら」
ディンとウリエルは大きな木下で座り込んだ
ディン「ウリエル。まだ何も思い出せないのか?」
ウリエル「...うん。何も。でもしなくちゃいけないことはわかるの。あいつらを倒すこと」
ディン「そうか...」
ウリエルはぼぉーとしながら木の葉を見ている
その光景を見て少しディンは不安になった
ウリエル「ねぇ、なんでディンはそんなに強いの?」
ディン「俺は強くないよ。強いのはこのゴングナーさ」
ディンはゴングナーを手に取りじっと見つめる
しかしウリエルはそのゴングナーに嫌な気配を感じていた
ウリエル「その剣...嫌な感じ」
ディン「そうか?確かに好戦的だけど役に立つよ」
ウリエル「......」
ウリエルはゴングナーをさらにじっと見つめる。何か思い出そうとするがどうしてもそれは叶わなかった
ドゴォーンッ!!!!
いきなりオルティーの方向から爆音が鳴り響く
ディン「なんだ!?」
ヤツらだ。オルティーに攻め入っているようだな
ディン「ゴングナー、本当か!?急いで助けに向かうぞ!」
いや、その前に前座を相手にする必要がありそうだ
ディン「え?」
ディンが驚いていると突如、目の前にぼろぼろのマントを羽織った怪物達が現れた
ディン「敵か!?」
コイツはイヴルー・トゥだな。ディン、さっさと蹴散らせ
イヴルー「対象を...殲滅...する...」
ディン「くっ、行くぞウリエル!」
ウリエル「...倒す」
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