安価 古きを喰らう者
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133: ◆v3CkL9qXuM[saga]
2019/03/13(水) 18:10:12.08 ID:L8mYxE790
古きを喰らう者 第三部 「アルフレイムへ」


ディン達が急いでプロロ村に帰ると村長達が村の復興作業をしていた

ディン「村長!!ただ今帰りました!」

村長「おお、帰ったかディン。して、そちらの娘は?」

ウリエル「私はウリエル、詳しいことは覚えてない」

村長「その羽...もしや聖女様か?」

ディン「えっとそうらしいです」

村長「なんと!!生きていらっしゃったのか!!」

村長は涙を流し喜ぶ

ウリエル「よくわからないけど。おじさん、泣かないで」

村長「す、すみません。そしてディン、旧フェンリル基地で何か収穫はあったのか?」

ディン「はい、こちらの本と武器です」

ディンは基地で入手した物を村長に見せた

村長「ふむ...この武器の弾薬は確かこの村にもあるな。しかしこの本は...」

村長が本をパラパラとめくる

村長「なるほど...ディン、君は各地に封印されている7人の聖女様を解放しなくてはいけないようだ」

ディン「解放ですか?」

村長「そうだ。今世界は怪物に脅かされている。それを食い止めるには7人の聖女様による結界が必要不可欠らしい」

ディン「その一人がウリエルって事ですね」

ウリエル「...???」

村長「い、今は御記憶を失っているがその件も解決しなさい、ディン」

ディン「色々とやる事が多いですね。でも、やります!それな俺にしか出来ない事なら!」

ディンは拳を握りしめて、改めて世界を救うことを決心した

ディン「しかし困りました。でも聖女様がどこに封印されているかなんてわかりませんよ?」

村長「確かに。何か手がかりがあれば...」

ウリエル「ねぇ、私、もしかしたらわかるかもしれない」

ディン「え?本当か?」

ウリエル「うん、たぶんあっちの方角。結構遠いと思うけど」

村長「そちらの方角はアルフレイムか。なるほど、ここは聖女様の勘を信じて行って来なさい、ディン」


こうしてディン達はアルフレイムへ向かう事になった

村長達の餞別により
アサルトライフルの弾薬80発(87発)とショットシェル10発(16発)、ダイナマイトを2つ、救急キットを1つ手に入れた


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