【安価・コンマスレ】インフィニット・ストラトス:Reboot
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117:名無しNIPPER[saga]
2019/03/06(水) 22:51:09.54 ID:JPi/oclZ0
>>116、せやで。四段階も差があったら、クラリスの経験にはならないので。横の+は補正値です。バトルになったら分かるかと。


剣が。槍が。ISが。幾度も交錯し、ぶつかり合う。金属同士がぶつかる甲高い音が、アリーナ中に響く。

昴が扱っているISは『レーゲンホーゲン』。遠距離戦を前提としている機体だが、弱点である近距離戦闘に対応出来るように、と敢えて接近戦を行っていた。

機動力で有利な拓也が背後を取る。それを、昴は見ることも無く腕の仕込みナイフで防いだ。

「えっ!?」

「ハイパーセンサー、忘れちゃ駄目だよ!!!」

ISに内蔵された『ハイパーセンサー』により、視覚は強化されている。

それにより、視野はほぼ360度になっている。これでも、宇宙で運用する分と比べれば性能は落とされているのだとか。

ナイフで槍を打ち上げ、バックブーストで拓也に体当たり。吹き飛ばした直後に反転し、マシンガンの掃射を行う。

負けじと拓也もライフルをコール、ミサイルと射撃を織り交ぜ、掃射を牽制していく。

だが、技量では完全に昴の方が上回っている。牽制しても、回避コースを先読みするように置かれた射撃が、シールドエネルギーを削っていった。

「つぅ…!」

一発の銃弾が、拓也を弾き飛ばす。それを見た昴は、スナイパーライフルで速射。銃弾は見事に、拓也が駆る飛龍を撃ち落とした。

「降参…です…」

地面に俯せになっている拓也の元に、昴が近寄る。

「…巽君は、人間と同じように考えてるみたいだね」

「背後を取るのは有用な戦術だけど…。生身に比べたら、効果は落ちるよ」

「…そう言われても、まだ数回乗っただけだし…」

俯いたまま、拓也は呟く。

「だから、こうやって何度も練習するんだよ。そうしなきゃ、慣れないから」

「ほらほら、まだ時間はあるんだから。もう少し頑張ろう?」

「うん…」

顔を上げ、もう一度空を飛ぶ。分かってはいたが、同学年の人にも歯が立たない。

その現実が、少しだけ辛かった。自惚れていなかったのが、せめてもの救いだったのかもしれない。


高原 昴の好感度が2に上がった。

自由行動@2

↓1

巽 拓也 Lv.3 未熟(15/120) +10
高原 昴 Lv.4 優秀(46/180) +30


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