8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/03/03(日) 21:05:57.55 ID:3rmS2+z/O
翌日
P「ふわぁ……あー、最近なんか眠気がとれないな」
コトッ
千夜「ん」
P「ん?」
千夜「んっ」
P「新種のしりとりか?」
千夜「ぶっかけるぞ」
P「ごめん、冗談……で、これは」
千夜「……私の淹れたコーヒーは、飲めませんか」
P「いや、そんなことは。むしろ喜んでいただきます。でも、どうして急に」
千夜「借りは返す主義なだけです。お前のリクエストに応える義務はありませんが、私の勝手でコーヒーを淹れる理由はあります」
P「千夜……」
千夜「何か」
P「デレた?」
千夜「………」
その言葉に、気取ったものは感じられなくて。この男は、素でこういうことを口にする生き物なのだろう。
まったく、本当に――
P「千夜?」
……だから私は、皮肉たっぷりの『笑み』とともに、こう言ってやるのだ。
千夜「ばーか」
おしまい
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