阿見莉愛「許せない・・・! 七海やちよ! 絶っ対に許せないッ!!」
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◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]
2019/03/03(日) 12:54:44.62 ID:vD1TNW+10
莉愛(大丈夫大丈夫・・・! この場の主役は私! 七海やちよは二番手! 私は負けない・・・!)
カメラマン「今度は腕を軽く胸の下で組んでみてください」
莉愛「胸の下で腕を組む・・・」ムニュ
莉愛(胸の形が強調されそうなポーズね。あっ! これよ! 七海やちよに無くて私にある武器! そう! それは胸!)チラッ
やちよ「・・・・・・・」 ...ストーン
莉愛(ほら見なさいやっぱり! ふっふーん! この差は歴然! さあカメラマンさん! 男女を構わず視線を集めてしまう私の豊満で麗しい胸をしっかりお撮りなさい! そして私と七海やちよの差をしっかりと世間に見せつけておやり!)
カメラマン「はいオッケーでーす」パシャパシャ
莉愛(アーハッハッハッハァッ! 勝ちましたわねこの勝負! 七海やちよ! 恨むなら自分の生まれを恨みなさい! この差はこれからいくら努力しても覆らないわよ! つまり! 今度は私が七海やちよにとって手の届かない存在になったということ!)
カメラマン「それじゃ今度はお二人腕を組んでみてください」
やちよ「はい」ギュ
莉愛(はわあ?!///// 手が届いたー!///)
カメラマン「うーん・・・。やっぱりちょっと阿見さん表情固いかなー・・・」
莉愛「すみません・・・!///」
莉愛(意識しない、いしきしないイシキシナイイシキシナイ・・・・・・・・って無理よお!/// やちよちゃんはずっと前から私の憧れなの! 今でも雑誌の切り抜きを集めているくらい大好きなの! やちよちゃんはライバルである前にファンなの!)
莉愛(そんな私にとっての美しい女神様が私のすぐ隣にいて、人前で腕を組まれて平常心でいられるわけがないでしょう・・・!///)
カメラマン「あのー・・・阿見さん? 表情固いままですけど・・・・。お疲れですか? うーん・・・どうしようかなあ・・・。うーん・・・。ちょっと休憩入れますー?」
莉愛「はぁっ・・・// はぁっ・・・///」ドキドキ
莉愛(だ、ダメよ・・・私情を挟んでは・・・これは仕事なのだから・・・)
莉愛(で、でも・・・このままじゃ落ち着いてなんかいられない・・・。だからといって、撮影を途中で投げ出すなんてありえない・・・。続けるために・・・)
莉愛「はっ・・・/// す、すみません・・・。一旦休憩を・・・」
カメラマン「そうですかあ・・・・」
カメラマン(はぁ・・・。阿見さん・・・やっぱりいきなりトップモデルとのツーショットは荷が重すぎたみたいだなあ・・・。完全に呑まれちゃってる)
カメラマン(編集長も無理言うよ・・・・。どうするのこれ・・・・)
カメラマン「はーい・・・。分かりました、それじゃ休憩を―――」
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