阿見莉愛「許せない・・・! 七海やちよ! 絶っ対に許せないッ!!」
1- 20
22: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/03(日) 13:34:01.83 ID:vD1TNW+10

やちよ「私ね、」

莉愛「へっ?! な、なにかしらぁ?」

やちよ「貴女にとても親近感が湧いたわ。同じ魔法少女で、同じモデルで、同じずるをした者同士で」

莉愛「・・・・・・・」

やちよ「さっきも言った通り、トップモデルの座は渡せないわ。でも、同じずるをした者同士、土俵は同じ。私はいつか貴女に抜かれるかもしれない」

莉愛「・・・・・・・」

やちよ「そう考えたら、油断できないって思った。私もまた、もっと自分を高めていかないといけないって思った」

莉愛「・・・・・・・」

やちよ「そして貴女も私を超えることを諦めないのでしょう? もっと努力するのでしょう?」

莉愛「・・・・・・・」

やちよ「そうね、こういう関係、ライバルっていうのかしら。悪くないわね。ふふっ」

莉愛「・・・・・・・」


莉愛(な、なんで、そんなことを言いながら、手を握っている力を強くするのっ)

莉愛(あ、熱い・・・。でも、不快な熱さではなくて・・・。ずっと、長く浸っていたい、心地よい熱さ・・・)

莉愛(さっきまでの寒気が嘘のように、胸が・・・体が・・・熱い・・・)

莉愛(い、いけない。これは、きっとあれね。吊り橋効果というもの。危機的状況の興奮を恋のそれと勘違いしてしまうあれよ)

莉愛(でも、もうちょっとだけ・・・・このままでいたい・・・・・)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/55.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice