阿見莉愛「許せない・・・! 七海やちよ! 絶っ対に許せないッ!!」
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17: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/03(日) 13:21:04.17 ID:vD1TNW+10

莉愛(その願いは叶った? 美しくはなったかもしれないけど、一番にはなれなかった・・・)

莉愛(一番になれない上に、こんな暗いところで怖い思いをしないといけないなんて・・・)

莉愛(なんで、なんで私ばっかり・・・こんな目に・・・。運が悪かった?)

莉愛(運のせいにするのは違う・・・。私が悪いの・・・。私が悪い・・・)

莉愛(私は・・・私なんて・・・。こんなに悪くなるのなら、普通のままでいたらよかった・・・)

莉愛(もう引き返せない・・・私が悪い・・・。普通でいたかった・・・)

莉愛(美しくなんて、なりたくなかった―――)


莉愛「・・・・・ハっ?!」


莉愛(なっ・・・! なんてこと考えているの私は! 私は誰よりも美しくありたかった! たとえどんな運命を背負おうとも! 美しいことこそが私の生きる意味!)

莉愛(おかしいおかしい・・・。なんでこんなことを考えるの・・・!)

莉愛(それは、美しくあることが辛いから。美しいことは醜い・・・)

莉愛(あっ! また変なこと考えている!)

莉愛(なんで・・・。もうっ、さっきから頭の中がごちゃごちゃして・・・)

莉愛(ううっ・・・・)



やちよ「ねえ」

莉愛「へっ?! ・・・あ、な、なに?」

やちよ「お話しても、いいかしら?」

莉愛「お、お話し・・・?」

やちよ「ええ。多分魔女の魔法によるものだと思うのだけれど、さっきから負の感情が頭の中をかき回して気持ちが悪くて」

莉愛「う、うん・・・・」

やちよ「だから何かお話ししましょう。黙っているよりは気がまぎれると思うから」

莉愛「そ、そうね。そうしましょう」


やちよ「・・・・・・・・」

莉愛「・・・・・・・・」


やちよ「・・・・・・・・」

莉愛「・・・・・・・・」


やちよ「・・・・・・・・」

莉愛「・・・・・・・・」


莉愛「・・・・・お話し、するんじゃないの?」

やちよ「えーと・・・。そうね・・・・。んんっ・・・」



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