91: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/05/12(日) 23:55:32.81 ID:7H95N31z0
花丸「よしっ、この間話した香りの良いお茶を奮発しちゃうずら♪」
梨子「実はそれ気になってたんだ〜♪楽しみ」
そう言ってマルは部屋を出て足早に台所へ
一秒でも早くお茶を持って梨子さんとの時間に戻りたくて気が逸ります
だけどこの香りの良いお茶を淹れる時、急いてはいけません
沸かしたお湯を数十秒置いて冷ましたりした後
ゆったりと注がなければいけません
おぼんに湯呑みを乗せて部屋に戻る時も、急いてはいけません
お茶菓子を乗せ忘れて台所に戻ることになっても、あわててはいけません
今し方10秒で来た道を、30秒かけて戻ります
部屋の前まで戻ると、足音でか察してくれた梨子さんが入口を開けて迎え入れてくれます
おぼんで両の手がふさがっているのに途中で気づいて少し悩んでたので助かりました
花丸「梨子さんありがとう。絶妙なタイミングだったけどどうしてマルが来たの分かったの?」
梨子「聞き耳を立ててたの♪花丸ちゃんが戻ってくるの待ちきれなくて」
なんてね。と付け加える梨子さんと、マルは笑いあいます
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