梨子ちゃんとマルの平穏な日々
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41: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/03/23(土) 20:56:38.91 ID:YHbU4A+s0
花丸「だけど、泣いちゃうくらいびっくりしたんだね」

梨子「うん、小学校1年生の時で、お友達は出来たんだけどお誕生日に家に呼ぶ勇気は無くてね、それまでも毎年お父さんが帰って来てから家族だけでお祝いしてて…とにかく、想像もしてなくてびっくりしちゃってね、嬉しいのとかいろいろごちゃごちゃになって泣いちゃったんだと思う」

花丸「マルも、ルビィちゃんと仲良くなるまではお誕生日は家族とお祝いしてたよ」

梨子「そうなんだ?もしかしたら私たちって似てるのかもしれないね」

花丸「う〜ん…マルは梨子さんみたいにしっかりはしてないし、どうかなあ」

梨子「あはは、私はしっかりなんてしてないよ。今日だって靴下左右で違うの履いて来ちゃったし」

花丸「そうなの?」


花丸「…紺色で…同じものに見えるけど」

梨子「色はね、だけどよ〜く見てみて…」


花丸「ふ〜む・・・・・・あっ、縦の線の幅が違うずら!」

梨子「正解!あと実はしっかり伸ばすと長さも違うの」

花丸「へえ〜…どうしてそんな似た靴下持ってるの?」

梨子「同じものを買ったつもりだったけど今日間違えて履いて来て初めて気が付いたの」

花丸「でも本当によく見ないと見分けがつかないし、問題無いんじゃないかな」

梨子「そうだね、でも気が付いた時はすごく焦ったんだよ。みんな実は気が付いてるけど気を遣って黙っててくれてるのかもとか変に考えちゃって、急にものすごく恥ずかしくなって、そのせいか今もまだテンションが変に高くていっぱい喋っちゃうの」

花丸「そういえば梨子さんいつもより饒舌ずら」


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