梨子ちゃんとマルの平穏な日々
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35: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/03/16(土) 23:04:02.84 ID:EGQazRyy0
花丸「…」

梨子「…」


梨子さんがおうちに遊びに来るようになって少し経ったある日
縁側でくつろいでたマルが、ふと立ち上がろうとした時


関節が鳴りました


花丸「……」


そのままやり過ごしたらよかったんだと思うんだけど
その時のマルはなぜか
関節が鳴った瞬間に、凍りついたように動きを止めてしまって


梨子「……」


恐る恐る梨子さんの顔を見ると
軽く眉毛をハの字に曲げて、少し困ったような表情で…
少しだけ開いた唇は、マルにかける言葉を探してるようにも見えました


花丸「ちょ…っとお茶でも、入れてくるね」

梨子「あっ、うん。ありがとう」


マルは逃げるように台所へ歩き去りました


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