192: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/09/25(水) 22:05:05.82 ID:aYV1Vyjn0
梨子「お父さんがね、まだ私が小さい頃…幼稚園くらいの時かな
お仕事の関係で海外の人からお土産かなんかで絵をもらったらしくて
それを一時期壁に飾ってあったんだ」
花丸「ガネーシャ絵を?…なるほど」
梨子「なんだかよく分からないけどその絵がずっと印象に残ってて
小さい頃は象の絵を描くとガネーシャ風というか…そんな感じになっちゃってたんだ」
花丸「なるほどそれでガネーシャじゃないけどガネーシャじゃないわけでもない、と」
梨子「うん、まあもっと厳密に言うとその絵は象でもなくて…何の絵なんだろう…」
そう言って考え込む梨子さん
梨子「まあ、気分転換だったりに時々描く何か…っていうところかなあ」
花丸「へえ〜…なんというか独特…だよね」
梨子「あははっ、そうだよね」
言ってからちょっと後悔するような微妙な感想を口にして
しまったと思ったマルだったけど
梨子さんが軽く笑って流してくれてほっとした
梨子「そういえば、小さい頃この絵を見た他の子に
ナシコの地上絵〜とか、からかわれたこともあったなあ」
花丸「こういう地上絵ってあったっけ?」
梨子「子供の言うことだからね、そこは感覚重視だよ」
花丸「…語感はいいかもしれないずら」
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