144: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/07/07(日) 23:09:32.27 ID:psbtFvU30
何日か後
休み時間
紙の束を抱えたプチ有名人が1年生の教室に現れた
生徒A「あっ、桜内先輩だー!どうしたんですかー?」
教室のドアを開けた途端
噂の転校生の姿に気付いた一人の生徒が底抜けに明るい調子で声をかけた
梨子「えっ!?ああ、これ…先生に頼まれて答案用紙持ってきただけだよ」
その子がいる方向とは別の方向に顔を向けていた梨子さんは突然話しかけられると
少し驚いた様子を見せた後、そう答えた
生徒A「そうなんですかーお疲れ様でーす!あ、これ私のだ〜♪いただきますねー」
その子は梨子さんと短く会話を交わすと、自分の答案用紙を手早く抜き取って
なんだかとても満足げな様子で離れていった
あれずら…あれが気さくに声をかける理想の姿、至高の技術ずら
その子はもと居た場所に戻ると、隣の仲の良さそうな友人と嬉しそうに話をしてる
…そういえば
あの子はAqoursの用事で曜さんが来た時にも同じような反応してたっけ
マルがスクールアイドルはじめた時にも
真っ先に応援してるねって声をかけてくれた
…爪の垢でも煎じてもらおうかな
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