梨子ちゃんとマルの平穏な日々
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127: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/06/17(月) 22:58:46.06 ID:afwAp0LL0
花丸「梨子さん梨子さん、こっちのマフィンは?」

梨子「いちごのマフィンだよ〜♪ブルーベリーのマフィンが好評だったから甘酸っぱいつながりで」

花丸「あ〜、あれはおいしかったずら〜」

梨子「ブルーベリーを気に入ってくれた人は、大体このいちごのマフィンも気に入ってくれるんだよ♪」

花丸「へえ〜、もしかして梨子さんのお気に入りのレシピだったりするの?」

梨子「うん。小さい頃からよく作ってるんだぁ」

花丸「じゃあ今日のも期待できそうだね」

梨子「ふふっ、だといいけど…あっ、この前気になったって言ってた香り付けの香辛料は、今日は使わないようにしたからね」

花丸「ありがとう梨子さん」


梨子「お茶だけど、煎茶とルイボスティーを用意したよ」

花丸「るいぼす?」

梨子「甘くしてもおいしいお茶だよ。香りや風味が独特に感じるかも」

花丸「くんくん…ほんとだ。でもマル嫌いじゃないかも」

梨子「よかった。花丸ちゃんお茶に詳しいけど紅茶とかはあんまりなんだっけ」

花丸「そうだね。ああでも、詳しいってほどじゃないよ。おうちの付き合いとかそういうのでよくいろんなお茶頂いてたり、知識だって殆どじーちゃんたちの受け売りだし」

梨子「それでも十分詳しいよ〜」

花丸「えへへ」


花丸「ところでどうして別々のお茶淹れてきたの?」

梨子「うん。もしどっちかのお茶が花丸ちゃんの好みに合わなかったらって考えて…私は両方好きだから取り替えようかなって…あ、でもそれってお行儀悪いね」

花丸「練習中にも回し飲みしたりするし、二人きりだしそんなに堅苦しくしなくてもいいと思うずら」

梨子「それもそうだね」

花丸「それじゃあマルは折角だからるいぼすティーをいただくずら」

梨子「はーい♪どうぞ」コトン


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