12: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/27(水) 19:33:24.06 ID:LYvk9DjV0
もこっち「へ、へへ...あ、ありがとう」
うっちー「...!」
もこっち(...そういえば、絵文字ってどんな奴なんだろうか)
ふと過るのは彼女のことについて。
初めは無視されていたのに、どのタイミングで接してくれるようになったのか。
皆目見当がつかない、今できるのは自分の中で彼女の情報を整理することだった。
もこっち(修学旅行の時はあんまり関わらなかったよな...)
もこっち(でもいつからか、たまに何かくれるように...そんで距離感が微妙に近くなったんだよなぁ)
もこっち(どちらにしろ、私に関わってくれる理由が見えない...)
もこっち「...」ジー
うっちー「...な、なに?」
もこっち「あ、なんでもないよ...へへ...」
もこっち(...あと解るのは、髪型がゆうちゃんに似てるぐらいか)
そんなことを考えていると長蛇の列が解消されていく。
すぐそこには店員さんが、表情を崩さずに人混みを捌いている。
次の番が注文のタイミング、奢ってくれると豪語する彼女は促した。
うっちー「...なに飲むの?」
もこっち「えっと...どうしようかな」
もこっち(やっぱ奢られるのは慣れないな...高すぎず安すぎない奴を選ぼう)
もこっち(...お、あれとか良さそうだな)
〜〜〜〜
34Res/28.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20