11:名無しNIPPER
2019/02/26(火) 02:28:19.88 ID:ks3nDP040
ちなつ「それで、私は仕方なく…」
結衣「仕方なく……ねぇ」フゥ
京子「う〜ん、話を聞いてる限りだと、仕方なくとは考えにくいんだけど…」
ちなつ「それって、どういうことですか…」
京子「まるで、あかりと付き合いたい言い訳みたいに感じるんだよね…」
ちなつ「言い訳…ですか?」
結衣「ちなつちゃん、素直になろうよ」
ちなつ「素直……?私はいつだって正直です!!」
京子「私は、ちなつちゃんが本当にしょうがなくしてるとは思えないんだ」
京子「だってちなつちゃん、そういう人じゃないもん」
ちなつ「……」
結衣「実は、昼休みに大室さんに会ったんだ」
ちなつ「えっ、なんでですか?」
結衣「あかりとちなつちゃんが、アゴクイしてたってわざわざ私たちに言いに来てたんだ。大室さんは、あかりちゃんもすごい嬉しそうだったって行ってたよ」
ちなつ「あかりちゃん…」
結衣「話を戻すと、ちなつちゃんも知ってると思うけど、あかりはめったに怒らない。だから、お尻のことを言ったくらいで、そこまで怒ったりしないよ(多分)……。きっとあかりは、自分が"仕方なく"色々されてるのが、弄ばれてるみたいで嫌だったんじゃないかなあ」
結衣「あかり、ちなつちゃんのこと好きみたいだし」
ちなつ「……」
京子「ちなつちゃんは、そのこと本当はわかってるんでしょう?」
ちなつ「……」コクッ
京子「やっぱり」
結衣「ちなつちゃん、あかりも、ちゃんと謝って、本当の想いを伝えたら、きっと許してくれるよ」
ちなつ「……はい」
ちなつ「……」スクッ
ちなつ「……」ダッ
京子「よし、その意気だ!」
結衣「信じてるよ、ちなつちゃん、あかり…!」
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