18: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/02/26(火) 01:28:35.81 ID:S8Z89WUe0
P「……いやほんと急にすまん。とにかくアレか。お狐ボタンってのは、紗枝の部屋と繋がってる感じだったんだな」
紗枝「まあ、そんなようなもんやなぁ。入口は扉、出口はそっちの窓や。呼び出しがかかれば、うちはいつでもここを通れるように結界を組んどるんどす〜」
紗枝「別に気付かへんでもよかったんやけど、逆に言えば、窓を開けばプロデューサーはんもいつでもここに来られますえ♡」
P「そうか、確かに便利だな。…………」
P「あのさ、紗枝。やっぱりこのボタン、返すよ」
紗枝「……なんやお気に障ってまうことがありました?」
P「違う違う、逆。これをくれたことは凄く嬉しい。俺のことを信頼してくれてるってことだしな」
P「でもやっぱ、あると甘えちゃうしさ。なんだかんだで都合を無視して呼んじゃうってのも申し訳ないし、プライベートってもんもあるし」
紗枝「うちは、それを見越した上でお預けしたんよ?」
P「うん。でもこれ以上便利に使っちゃうと、まるで紗枝が俺の使い魔かなんかみたいじゃないか」
P「そういうのは違うんだよな。多少は不便でも、そこらへんを踏まえた上で管理するのがプロデューサーじゃないか。……と、思うんだが……」
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