17:名無しNIPPER[saga]
2019/02/25(月) 23:54:56.92 ID:MVMHgjBu0
千早「それじゃあ……いただきます」
千種「いただきます」
二人手を合わせて、まず最初にお味噌汁に口を付ける。
それから炒め物。
うん……美味しい。
最後にお塩を振っていたけれど、あれがなかったら少し塩味が足りなかったかも知れない。
咀嚼しながら、そんなことをぼんやりと考える。
初めて母と二人で作った食事。
二人で作ったとは言っても、味付けはほとんど母がした。
最後に母の料理を食べたのはあまりにも昔のことで、どんな味付けだったかは覚えていない。
けれど、なんとなく懐かしいような気もしてくる。
……覚えてないのに懐かしいなんて、ただの気のせいかも知れないけれど。
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