46:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/03(日) 21:48:33.24 ID:Z93pH4MzO
みほ「そんな……」
杏「ははは……貴方が落ち込む必要ないって」
みほ「それは……でも何だか胸が苦しくて」
エリカ「……ごめんなさい。貴方も苦しい話をさせてしまって……」
杏「ははは……まあ私たち全生徒卒業できるだけでも御の字ってことで一応は納得してるよ」
エリカ「こんな時に聞くのはお門違いかも知れないけど戦車道って言葉に聞き覚えはあるかしら」
杏「せんしゃどう? 聞いたことないねー……でも戦車と言えばたまに夢を見ることはあるかな」
エリカ「夢?」
杏「戦車に乗る夢。そこでは戦車が競技になってて私たちはボロい戦車しかないんだけどそれで何故か勝っちゃうの不思議だよねー」
エリカ「……そう。それはきっと夢じゃないわよ」
杏「あはは……だったら良いんだけどね。んーそれにしても」
みほ「え、えっと何でしょうか」
杏「いやぁ……何か初対面にしては懐かしいなぁって思って」
みほ「私もです。なんだか会長と出会うのが初めてじゃない気がして」
杏「あはは……もう会長じゃないけどね。でも何でだろう貴方にそれを言われるとこうしっくり来るものがあるねぇ」
みほ「あの……良かったら連絡先交換しませんか? 何だかこのまま終わらせちゃうの勿体無い気がして」
杏「んー? いいよー」
54Res/40.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20