エリカ「戦車道のない世界」
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44:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/03(日) 21:16:18.65 ID:Z93pH4MzO
小梅(なんだろう。この学園は放課後ってことを考えても人が少なすぎるような……)

エリカ「ここの隊長はアンタよ。何か思い出したこととか……ない」

みほ「ごめんなさい。本当に分からなくて……懐かしい気もするけど……それはエリカさんに言われたからかもって気がするし」

エリカ「そ、そう……私の方こそごめんなさい。わざわざこんな場所までついていって貰って」

みほ「ううん……結局戦車道が何なのかは分からなかったけど楽しかったし後悔はしてないよ」

エリカ「そう言ってもらえると助かるわ」

エリカ「それじゃ帰りましょうか。本当はね……もう分かってたの黒森峰に戦車道がない時点で他のところにも無いなんてことは……でも納得なんて出来なかった」

エリカ「だってそうでしょ? 昨日まで当たり前にあったものが急に無くなったって言われて納得できるはずなんて無いじゃない!」

エリカ「だから諦めるために……この旅を続けたのよ」

みほ「……エリカさん。私……確かに戦車道が何か分からない。でも不思議とそれは大切な物だったって思えるんだ」

エリカ「……」

みほ「確かに一度嫌で逃げ出したかも知れないけど……それだけじゃなくて大事なものを沢山貰えたようなそんな気がするから」

エリカ「……ありがとう。その言葉だけでもここに来た意味があったわ」

エリカ「それじゃ用事も済んだわけだし帰りましょうか……弓道部らしいし? 隊長にやり方を教わらないといけないもの」スタスタ

みほ「うん……」スタスタ

???「ん? 誰? その制服……ウチのじゃないみたいだけど」



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