15: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/11(月) 20:56:05.91 ID:heMF92ie0
〜〜〜〜
もこっち「明るいね」
加藤さん「...そうだね」
やけにギラつくお天道さま。
それとは反比例するのは、彼女の機嫌。
その明確な出来事に気づけないはずがなかった。
もこっち(...なんか元気ねーな)
もこっち(やっぱり、あのベタが気がかりなんだろうか...)
もこっち(でもなぁ...学生で熱帯魚は敷居高いと思うしなぁ...)
もこっち「...加藤さん、さっきのベタ...気になるの?」
加藤さん「...そうだね」
加藤さん「なにか...あの子がどうしても気になってね」
加藤さん「ワイングラスに入れられてるのが可哀想というよりか...その子が塞ぎ込んでるように見えてね」
もこっち「そうなんだ...」
もこっち(どうしたもんか、この人がわかりやすく落ち込んでる姿なんて初めてみたが)
もこっち(...あ、そうだ)スッ
何かを思いつくと彼女は携帯を取り出した。
それは情報に強いもこっちだから思いつけたこと。
実際に飼えなくても、仮想で飼えるのがこの時代の強みである。
もこっち(やっぱりあった、基本無料っぽいしこれでいいか)
27Res/23.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20