12: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/11(月) 20:53:04.84 ID:heMF92ie0
〜〜〜〜
もこっち「...だいたい見終わったね」
加藤さん「そうだね、2時間も楽しめると思わなかったね」
加藤さん「...とっても楽しかったね」
もこっち「...へへへ」
もこっち(よかった...あんまり話さなかったけど、加藤さん的には楽しんでもらえたみたいだ)
加藤さん「それじゃ、帰ろっか」
もこっち「う、うん」
暗い店内に目が慣れたのか。
出口から差し込む光がやけに鋭かった。
だからこそ、彩りに敏感な瞳がある1匹の魚に気を取られた。
加藤さん「────あれ...」ピタッ
もこっち「...加藤さん?」
加藤さん「この子...」
もこっち「..."ベタ"?」
その子はワイングラスに入れられていた。
色は絵の具のような黒でヒレはボサボサで長い。
ベタという名の熱帯魚、それが加藤さんの琴線に触れた。
黒ベタ「...」フヨフヨ
加藤さん「...」ジー
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