48:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:23:20.98 ID:5L3ODKzL0
ガヴ(……ヴィーネが前を向いた! そうだ、行け、頑張れ、ヴィーネ!!)
ガヴ(何か話し出した。こっからじゃ聞こえないけど、あんだけ必死に言葉を紡いでるなら、きっと……)
ガヴ(今度はタプが俯いた。何か言い澱んでる。まるで我慢している言葉を、我慢せずとも言える響きに変えてる途中みたいに)
ガヴ(タプが顔を上げた。どもりどもり、ヴィーネに何か告げてる。顔が赤いのは、きっと斜陽のせいじゃないはずだ)
ガヴ(ヴィーネの身体が跳ねる。肩が震えだして、袖で目元を拭う。タプがその様子に慌てふためきだす)
ガヴ「何やってんだあいつら……」
ガヴ(落ち着くまでちょっと時間がかかった。かと思いきゃ、今度はどちらからともなく、頭を下げ始めた。)
ガヴ(本当に、何やってんだかなあいつら……)
ガヴ(でも良かったじゃん、ヴィーネ。これからたくさん、親睦を深められそうでさ)
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