34:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:10:14.23 ID:5L3ODKzL0
ガヴ「やー、悪い悪い! 今手洗うのに忙しいから、先戻っててくれよ」
ヴィーネ「はいはい……タプちゃんにもそう言っておくわ。あの子、あんたの豹変に怯えてたんだからね」
ガヴ「っ……良いから、早く行けって」
35:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:11:17.76 ID:5L3ODKzL0
タプ「て、天真先輩! その、大丈夫ですか?」
ガヴ「わりーわりー、ヴィーネがいなかったら風呂入るのも億劫でさぁ」
タプ「もう、天真せんぱいは月乃瀬せんぱいに頼り過ぎですよ!」
36:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:11:57.22 ID:5L3ODKzL0
ガヴ「でも本当に面倒見が良くて優しいんだよなーヴィーネは。きっといいお嫁さんに、なれるだろうなぁ〜……」
ヴィーネ「ちょっとガヴ! いくら何でも露骨じゃない、タプちゃんに怪訝な目で見られたら……」
ガヴ「大丈夫大丈夫、事実そうなんだし、それに……」
37:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:12:38.42 ID:5L3ODKzL0
ガヴ「おーいマスター、おかわりー」
マスター「はいはい、何にするんだい?」
ガヴ「私はLサイズのコーラ。二人は?」
38:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:14:07.02 ID:5L3ODKzL0
マスター「お待たせ、コーヒー二つと、Lサイズのコーラだよ」
ヴィーネ「ありがとうございま……」
ガヴ「あーっとぉ! 何か知らんが急にコーヒー二杯飲みたい気分になっちまったー!!」ガサッ
39:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:14:46.70 ID:5L3ODKzL0
タプ「でも天真せんぱい、ストローが二つあっても飲み物が一つだけじゃ意味なくないですか?」
ガヴ「大丈夫大丈夫、ちゃんと飲める方法があるから。な、ヴィーネ!」
ヴィーネ「へっ!? あ、や、確かにあるといえばあるけど、でも……」
40:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:16:11.97 ID:5L3ODKzL0
タプ「月乃瀬せんぱいとなら、その、嫌じゃないです!///」
ヴィーネ「そ、そっか。私も、タプちゃんとなら構わないっていうか、寧ろ……///」
タプ「……///」ヴィーネ「……///」
41:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:16:51.47 ID:5L3ODKzL0
ガヴ(……全く、良い雰囲気ですこと)
ガヴ「……マスター」
マスター「ふふ、どうしたのだいお嬢さん」
42:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:17:42.16 ID:5L3ODKzL0
ガヴ(……出来る限りのことは、やった)
ガヴ(露骨なくらいヴィーネをアピールしたり、ワガママを装って二人の距離を近づけさせたり、それをからかって意識させたり……)
ガヴ(これが最善策かどうかは分かんないけど、でも)
43:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:18:35.49 ID:5L3ODKzL0
ガヴ(ったく、ここまでお膳立てしてやったら、もういいだろ)
ガヴ「じゃ、私もう帰るよ。後はお二人さんで……」
ヴィーネ「えっ、ま、待って、ガヴ!」
44:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:19:39.60 ID:5L3ODKzL0
ガヴ「あのなヴィーネ、お互いがお互いを意識しあい、なおかつ邪魔者がちょうどいなくなって二人きりの今! 勝負を仕掛けるには絶好の機会なんだよ」
ヴィーネ「で、でも、やっぱりいくら何でも早すぎるんじゃないかしら? もうちょっと親睦を深めてからの方が……」
ガヴ「この期に及んで何言ってるんだお前!」
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