ガヴ「好きな人が出来た?」
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17:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:46:18.97 ID:5L3ODKzL0
ヴィーネ「なんで……。誰に頼ろう、って考えた時に、ガヴが一番最初に浮かんで、一番しっくりきたから、かしら」

ガヴ「そ、一番ね」

ヴィーネ「それに、天使を好きになったとか、女の子を好きになったとか、そういうところを気にも留めないだろうなぁ、って思ったから」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:47:12.96 ID:5L3ODKzL0
月日。

ガヴ「いや、なんで私が一番乗りなんだよ……」

ガヴ(遅れないように、とか変な使命感抱くんじゃ無かった……)
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:48:06.88 ID:5L3ODKzL0
ヴィーネ『ガヴが一番初めに浮かんで、一番しっくり来たから……』

ガヴ(私はヴィーネの一番なんだ。たとえヴィーネが他の誰かを好きになったって、あくまで一番は私なんだから)

ガヴ(なら何にも、戸惑う必要なんてないよな)
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:49:37.31 ID:5L3ODKzL0
ガヴ「……って、タプリスも一緒なのか?」

タプ「はい! くる途中でばったり会ったので!」

ガヴ「ばったりって、お前タプと道一緒だったっけ……」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:51:23.58 ID:5L3ODKzL0
ヴィーネ「ま、折角早く揃ったんだから行きましょ。あの喫茶店ってもう開いてる?」

ガヴ「まだちょっと早い。まぁでも大丈夫だろ。ちょっと脅……お願いすれば開けてくれるだろうし」

ヴィーネ「手荒な真似はやめてちょうだいね……?」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:52:50.97 ID:5L3ODKzL0
マスター「天真君がお友達を連れて来るなんて珍しいね。ご注文は?」

ヴィーネ「ブレンドコーヒーください」

タプ「わ、私も同じものを!」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:54:11.53 ID:5L3ODKzL0
タプ「ところで天真先輩、きちんと生活してますか?」

ガヴ「余計なお世話だ」

タプ「相変わらずみたいですね……一体、以前の天真先輩はいずこへ……」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:56:09.99 ID:5L3ODKzL0
ガヴ(なんだ、この気持ち)

ガヴ(話せば話すほど、この二人から……いや、ヴィーネから距離が離れて行くような、訳分かんねえ……)

マスター「お待たせ様。コーヒー二つと、ジンジャエールだよ」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 21:58:00.05 ID:5L3ODKzL0
ガヴ(あぁもう! 何でさっきからこんなに憂鬱になってるんだ!)

ガヴ(私無しで盛り上がってるから? 私の知らない話題を共有しているから? そんな様子を、見せつけられ続けてるから?)

ガヴ(そんなことどうでも良いはずなのに。私は、ヴィーネの一番でいられるなら何でも良いはずなのに!)
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:00:05.51 ID:5L3ODKzL0
ガヴ(今日ここに来て、ヴィーネは凄く楽しそうだ。あんな楽しそうなヴィーネ、見たことない)

ガヴ(少なくとも、私と過ごしてきた時間の中では、一度も……)

ガヴ(ヴィーネは私と違って気分で生きていないから、私とは違う種族だから、私みたいに恋に浮足立たない人だと思ってた)
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2019/02/06(水) 22:00:47.01 ID:5L3ODKzL0
ガヴ(気付けば、やり場のない怒りの矛先を、机に目がけて叩きつけていた)

ガヴ(台パンなんて日常的にやってたから、そのこと自体への抵抗は、割となかったけど)

ガヴ(二人が驚いた顔で、私を見てる)
以下略 AAS



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