安価でコンマ 殺人鬼からゲッタウェイ!!DBD
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51: ◆wra7uMXXEg[saga]
2019/02/09(土) 22:49:13.54 ID:4b65RagI0
3を選択 下二桁10(劣悪な失敗
(誰だか知らないが助けないとな。フックから遠くで目立った行動をすれば救助しやすくなるか?)
急いでペイルローズから出る。目的地はここから離れたボロ小屋だ。ボロ小屋は生存者にとってチェイスに使われやすい地形であり、ハグはここに御呪いを書いてある事が多い。そうネアから前もって教わっていた
(ボロ小屋で誰か追われていると知れば、ネアやモレルが救助してくれるはず...してくれるよな?)
不安だったがやるしかない。俺は迅速に行動する
しかしその行動はまさに沼だった
ズボォッ!!!
「何!?」
足元をよく確認していなかったため、泥濘みに足がはまってしまったのである
グッ!グッ!
何度力を入れても抜ける事はない。むしろどんどんと沈んでいく
(まずい!抜けない!このままじゃ...)
その俺のピンチをハグは見逃さなかった
ハグはペイルローズの横から顔を出す
「gururu...」
ハグはニンマリと笑う。見た目は完全に泥に塗れた老婆であり、所々に血が付着している
それを見た俺は更に焦り、さらに深みに嵌る
ハグが近寄ってくるが逃げる事は出来なかった
心音がこれでもかと強くなるが一歩も動けず、ハグは目の前に立つ
そして、間髪入れず爪で俺の腹を切り裂いた
ザシュッ!!
「があああああっ!!」
大量の血が腹部から流れる。あまりの痛さに涙が止まらない
ハグは口を歪め、血を丹念に舐める
(こ、この化け物が!!)
しかし足はそれでも抜けない
ハグは獲物の自分を見つめ、次はどこを切りつけようと悩んでいるようだった
(や、やめろ!やめてくれ!)
悲痛なる心の声はハグには届かない
少しハグは上を見上げる。すると何か思いついたように表情を変え、俺の目を覗き込む
ズボッ!!!
ハグは眼球を狙い、爪を突き出していた...
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