64: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:05:55.17 ID:xJimkyfR0
沙紀「はーい。わかりましたー。で、今日は私なんで呼ばれたんですか?」
モバP「っと、そうだそうだ。実は、今度ライブをしたいと思っていてな。そこで沙紀に声をかけたんだ」
沙紀「……あー、そういうことか」
65: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:10:05.50 ID:xJimkyfR0
モバP「……その案自体は採用。でも、おまえも出演するからな?」
沙紀「……?」
モバP「なんで首かしげるのよ」
66: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:14:00.94 ID:xJimkyfR0
モバP「やっぱり反応小さいな」
沙紀「あぁ嬉しくないわけじゃないんです。なんというか、こう、実感が湧かなくて」
モバP「そういうもんか?」
67: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:19:16.94 ID:xJimkyfR0
モバP「なるほどな。確かにアーティストらしいというか、言われただけじゃ実感わかないかもな」
沙紀「たぶん打ち合わせとか重ねていけば、だんだん自分のことって感じるようになるっすよ」
モバP「そうか。なら早速、ライブの概要を聞いてもらうか。説明するからこっちおいて」
68: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:24:07.19 ID:xJimkyfR0
モバP「(……とまぁこんな感じで、おおむね説明をしましたとさ)」
沙紀「はい、スケジュールとかセットリストとか、大体わかったっす」
モバP「さすがにまだ確定してないことばっか……というか俺の希望みたいなもんだし、いくらでも変わるだろうがな」
69: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:27:36.48 ID:xJimkyfR0
沙紀「ラジャ! 本腰入れる前に、今の作品仕上げなきゃ! あーそわそわしてきた!」
モバP「おいおい、さすがに気が早すぎるぞ。変な気を起こさないよう、今日はまっすぐ帰るんだ……」
モバP「(あ! なんかスムーズに帰す流れになっちゃったけど、いたずら完全に忘れてた!)」
70: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:31:44.57 ID:xJimkyfR0
沙紀「あ、じゃあこうしよう。プロデューサーさん、ちょっとこっち来て」
モバP「ん、どうした?」
沙紀「よし、がばっ!」
71: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:34:32.29 ID:xJimkyfR0
沙紀「ひゃん!?」
モバP「お前もアイドルなんだから、自分から近づいたらこうやって、格好の餌食になることちゃんと理解しろよな。反省するまでこのままだ!」
沙紀「ひゃう、や、やめてっすプロデューサーさん!」
72: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:37:44.15 ID:xJimkyfR0
沙紀「ふふ、プロデューサーさんこそ、不用意に女の子のこと触るなんてダメな大人ですね。自分から仕掛けたら餌食になるんでしたっけ?」
モバP「いや、あれは言葉の綾というか。って、先に近づいてきたの沙紀のほうだろ!」
沙紀「そうですよ。そして、それを引き剥がそうとせずにちょっかいかけてきたのはプロデューサーさんっす」
73: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:41:20.10 ID:xJimkyfR0
モバP「ばか、さすがにそんな気はないって!」
沙紀「遅いっすよ。もうこの気持ちは簡単に収まらないっす」
モバP「おま!」
74: ◆71NsoKrlNY[saga]
2019/02/22(金) 22:44:49.82 ID:xJimkyfR0
モバP「ちっひ!」
沙紀「あ、ちひろさん。おはようございます」
ちひろ「さぁ沙紀ちゃん! ちょっとそこの悪い大人に説教するから離れてもらっていい!? 可及的! 速やかに!」
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